トラックタイヤ センター

夏場にはタイヤの故障が増えます。

路面温度が上昇する夏場にはタイヤの故障が増えます。昨夏も同様の記事を書きましたが今年も暑い日が続きタイヤの故障が増えているように思います。そこでよく聞くのがリトレッドタイヤ(再生タイヤ)のトレッド部が剥がれたというものです。左の写真のタイヤもお客様からそのようなご指摘を受けましたがその場で剥がれた方のトレッド部にスチールのコードが付いており、これはリトレッドした部分ではなく台タイヤのベルトから剥がれているためリトレッドした部分ではないですよと説明します。原因は台タイヤにあって、新品タイヤでももちろんこの損傷は発生しますし、何らかの理由で空気圧が低下してタイヤが荷重に耐えられなくなって損傷する場合が多いです。ちなみに右の写真はリトレッドの検査時の写真ですがリトレッドした部分はゴムの部分のみです。手前の部分が台タイヤ削ったバフ面です。もしリトレッドした部分が剥がれるだけならバーストせずにエアは入ったままです。写真のタイヤもエア充填できます。リトレッドが新品より故障率が高いのは確かです。お客様のタイヤのトラブルを減らすようにメンテナンスし安全運行とコスト削減の両立を図ります。よろしくお願いします。