新車装着タイヤ(トラック)について

新車装着タイヤの注文をカーディーラー様からいただきました。納車時に釘が刺さっているのがわかり1本交換となりました。さすがに新車の納車時なので他のタイヤとパタンを合わせるため汎用品ではなく写真のように新車装着タイヤを御用意しました。最近ブリヂストンの乗用車用タイヤでは新車装着タイヤを基準にそれより上の性能のタイヤを「ちゃんと買い」と言って装着することを推奨していますが、これは新車装着タイヤより性能が劣るタイヤが世の中に多くなってしまったからだと思います。ではトラック・バス用はどうでしょうか?タイヤの性能にはドライ性能、ウェット性能、低燃費性能、ライフ性能、静粛性、乗り心地、直進安定性等がありますが、トラック・バス用の業務車両は前者の性能、しっかり止まって、減りにくいタイヤ性能を重視していると思われます。そこで弊社でのタイヤ交換時は新車装着タイヤではなく、車両の運行にあったタイヤを推奨するようにしています。おすすめはミックスパタンです。一般的にリブパタンに比べウェット性能が良く、幅、溝ともにあるためゴム量が多く耐摩耗も良いです。耐偏摩耗性が劣る場合がありますが、そこは弊社がしっかりメンテナンスさせていただきます。タイヤに関すること相談ください、よろしくお願いします。

新ISOホイル固着について

大型車に新ISOホイルが装着され始めて数年が経ち、弊社でのタイヤ交換車両でも比率が上がってきました。形状やボルト、ナットがJISホイルとは大きく違い作業でも注意しなければいけない事が多々あるのですが、その中で作業性で手間がかかるのがハブへの固着の問題があります。新ISOホイルはホイルのセンター出しをハブのインロー部で行うため(JIS式はホイルの球面座で行います)ホイルとハブに隙間がなく固着しやすいという問題があります。固着しにくいように脱着作業をする時インロー部にグリスを塗布したりするのですが、新車から1回目のローテーション作業等の場合、固着して人間の力ではどうしようもない場合があります。そこで能力を発揮してくれるのが写真のホイルドローレバーです。このツールのおかげで固着したホイルの脱着作業はかなり効率が上がりました。お客様の車両を安全に効率よく作業をするために新しいツールも導入しています。これからもよろしくお願いします。

 

アルミホイル磨いてみました。

昨年、記事でも紹介したアルミホイルを購入していただいたお客様から洗車をしてもアルミがきれいにならないと聞いたので調査をしました。タイヤのメンテナンスはおまかせくださいと弊社の強みにしているのですが、アルミホイルの販売後の光沢の維持等のメンテナンスについてはあまりに無知でした。アルミホイルを装着する理由としてもちろん最大のメリットは軽量化による積載量のUPがあるとは思いますが、ファッション性、光沢により見た目が良くなるというのもあると思います。昨年購入していただいたお客様のアルミホイルを洗車せっけんで洗いましたが確かに光沢は戻りませんでした。他のお客様で新車から十年以上乗っている車両でもきれいに光沢を維持している車両を何台も見ているので聞いてみると、やはりみなさん頑張って磨いているそうです。そこで弊社でも何年も磨いていないアルミホイルを写真のように磨いてみました。すると傷はなくなりませんでしたが光沢は思っていたより戻りました。しかも頑張って磨くというより化学変化なのかどうかわかりませんが力を入れずにウエスにケミカル剤をつけて5分ぐらいなでていると光沢が戻りました。日頃からメンテナンスしているホイルはそこまで時間はかからないと思います。また乗用車のアルミホイル用には手入れを軽減するためにガラスコーティング剤がありますが、これをトラックのアルミホイルにできるかメーカーに問い合わせをすると実績がないのでテストしてみたいとのことでした。タイヤに関することホイルに関すること弊社でわからないことも調べますので問い合わせください。よろしくお願いします。

2直の車両もタイヤメンテナンスしています。

写真の車両は2直と言って1台の車両を2人の乗務員さんが担当して昼も夜も走り続けていて、しかも土日祝日も関係なく、基本24時間365日走るのでメンテナンスのために車両を止めるには代わりの車両が必要な、できればあまり止めたくない車両でした。走行距離が多く、タイヤの摩耗も早いためメンテナンスも度々必要で乗務員さんが乗り替わる少しの時間にタイヤ交換をするなどメンテナンスが大変でした。そこで今回ブリヂストンの新商品、ロングライフリトレッドBDR-HT2を装着しました。以前の記事にも書きましたが耐摩耗性能ロングライフが売りの新商品です。サイズは275/80R225 151/148Jです。見るからに深溝で耐摩耗の良さそうなタイヤですが、それだけに他の性能も気になります。耐偏摩耗性、もげ欠け等が多くないか、操縦安定性がどうか等これから調査していきたいと思います。メンテナンスが減り、タイヤ交換が減ればそれだけでコスト削減が見込めます。車両を止める回数も減らすことができればタイヤ以外の費用も減らせられると思います。タイヤのことは問い合わせください。よろしくお願いします。

速度と負荷能力の関係(タイヤ)

先週、ラフテレーンクレーンの記事で275/80R225 151/148Jの最大負荷能力を3450kgとしましたがこれは最高速度100km/hの時の数値でした。ラフテレーンクレーンはメーカー自主規制で最高速が抑えられているらしいので空気圧が同じであるなら最大負荷能力は上がります。例えば最高速度80km/hなら1.04倍になるので3590kg、最高速度60km/hなら1.10倍になるので3795kgになります。これはトラック・バス用タイヤの規格で建設車両用タイヤ装着のラフテレーンクレーンには当てはまらないので注意が必要です。最近記事がますますマニアックで申し訳ないですが、タイヤは黒くて丸いだけじゃないと言うのがわかっていただけたらと思います。タイヤ選び、使い方で安全運行とコスト削減の両立が可能と考えています。それをお手伝いするのが弊社だと思いお客様の最適値を求めて日々努力しているつもりです。タイヤに関すること相談ください。よろしくお願いします。

ラフテレーンクレーンのタイヤ交換

ラフテレーンクレーンのタイヤ交換をしました。ラフテレーンクレーンは吊れる重量によって様々な大きさがありますが写真のラフテレーンクレーンは一般に13トンラフターと言われるタイプになります。13トンは最大であって条件によって吊れる重量は変わります。弊社のお客様は60トンも所有されていますが、今回タイヤ交換したのは1番小さいタイプになります。タイヤは他のラテレーンクレーンは建設車両用のタイヤが装着されているのが多いですが、13トンラフタークレーンは275/80R225 151/148Jというトラック用のタイヤが装着されています。最大負荷能力3450kgなので4本で13800kg、13トンに800kg余裕があることになります。ラフテレーンクレーンのタイヤ管理はトラックと違い走行がそれほど多くないので摩耗がすすみません。何年もタイヤが持つので劣化による故障が防がないとといけません。製造から5年以上のタイヤは注視して10年以上のタイヤは溝があっても交換をおすすめしています。タイヤに関すること何でも相談下さい、よろしくお願いします。

石噛み防止ベルト装着しました

ダンプトラックのお客様にタイヤ交換時、石噛み防止ベルト(Vベルト)を装着しました。ダンプトラックのように非舗装路を走ることがある車両は後輪のダブルタイヤの間に石が噛んでしまうことがあります。それがタイヤの損傷につながりバーストの原因になったり、石が挟まっていることを知らずに走行してしまい、それが走行中にはずれて後続車を傷つけてしまったりしてはいけないので、写真のようにリアのダブルタイヤの間に石噛み防止ベルトを装着します。タイヤ交換時にも注意が必要ですが大型車のホイルにはISO方式とJIS方式の2種類があるためベルトも2種類あります。それぞれサイズが違うのでご注文の時はホイルの方式を教えて下さい。225インチサイズのホイルだとISO方式が10穴、JIS方式が8穴なのですぐにわかると思います。ちなみに写真のホイルはISO方式になります。タイヤに関すること何でもご相談下さい。よろしくお願いします。

トーイングトラクターのタイヤテスト

以前、ここでも紹介した空港内で活躍するトーイングトラクターのタイヤですがこの度テストをすることになりました。写真左のタイヤと写真右のタイヤです。サイズは1600-25 32PR と同じですが写真を見てわかるようにパタンが全然違います。耐摩耗、耐偏摩耗性能は左のタイヤの方が良さそうですが、トラクション性能や耐久性能など実際に装着してみて評価します。このような特殊なタイヤは選べるパタンも限られてくるのですがお客様の要望と実証活動を行い、メーカーであるブリヂストンへ情報提供して次の製品開発に活かしてもらうのも弊社の役割のひとつと考えています。もちろんトラックのタイヤも現状に満足するのではなく新商品が出るたびに実証活動を行い評価をしてメーカーへ情報提供しています。また、車両メーカーが新車の仕様を変更してくる時があります。その時も現場の情報としてタイヤに関することは知って必要と感じたらメーカーへ情報提供します。お客様や車両、運行によって要求性能が変わってきます。今ある商品から適合品を選ぶのも大事ですが、このような商品があれば良いなと思う商品をメーカーへ提案していきたいと考えています。こんなタイヤないの?と思ったら相談下さい。よろしくお願いします。

205/65R175 低床トレーラー用タイヤ

205/65R175 127/125J R168 という低床トレーラー用のタイヤの注文をいただきました。1台12本装着の車両2台分スペア含めて26本受注しました。ありがとうございます。見た目にはそれほど特別なタイヤに見えないですが、タイヤ屋さんが見るとかなりレアなタイヤで、大きさの割には最大負荷能力の高いタイヤです。低床トレーラー専用タイヤとなっています。写真手前のタイヤになります。トラック用で同じ最大負荷能力のメインサイズだと225/90R175 127/125Lとなります。外径がそれぞれ715mmと859mmなのでいかに小さいのにがんばっているかがわかります。左の写真の127/125という表記と右の写真の大きさの違いを見ていただければと思いますが、負荷能力は同じタイヤとなります。ちなみに最大負荷能力は複輪での使用で1650kgあります。かなりマニアックな話になりましたが、カタログに載っていない特殊なタイヤも取り扱いしています。

タイヤの事は何でも相談ください。よろしくお願いします。

 

スタッドレスタイヤの履きつぶしの基準について

春の履き替えもほぼ終わりましたが、この春もスタッドレスタイヤの取り外しに御来店された車両の中で何台か履きつぶしをおすすめした車両があります。その根拠について御説明します。スタッドレスタイヤを取り外す1番の理由は来期にまた冬用として使用するためです。よって来期も冬用として使用できるだけの性能があるかが大事になります。まず残溝、自動車用タイヤの使用基準として「積雪及び凍結路を走行する冬用タイヤの溝深さの使用限度は、新品時の50%とし、プラットホームが一部でも露出したタイヤは冬用タイヤとして使用してはならない。」とあります。もちろん使用基準に準じていることも大切ですが来期冬用として性能をどこまで求めるかお客様の運行状況をお聞きして頻繁に降雪地区に行くお客様と基本的に行かないが予防措置として装着しているお客様と基準を変えたりします。写真左がプラットホーム露出したタイヤ、写真右が露出していないタイヤです。次に基準としているのが製造セリアルです。走行距離の少ない車両などでスタッドレスタイヤは冬期の短い期間しか装着しないため摩耗がすすまない車両があります。摩耗がすすまないのはコスト面では良いことですがタイヤはゴム製品であり経年劣化するため使用開始後5年以上のタイヤは損傷を未然に防ぐため早めの履きつぶしをおすすめしたりします。あとは夏タイヤの中古があるか、中古がなくて新品タイヤを購入する必要があるなら冬期に良い溝のタイヤを購入していただくため履き潰しをすすめたり、他の車両との兼ね合いで冬期に費用が集中しないように外せるスタッドレスタイヤは外すように提案したりします。お客様の御要望と安全運行とコスト削減の観点から御提案しますので、タイヤに関することは何でもご相談くださいよろしくお願いします。